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メッセージ
2019年4月
専門医取得年 2016年
島根大学医学部脳神経外科の神原瑞樹です。
2010年に島根大学医学部を卒業し、同年4月から2年間を島根大学医学部附属附属病院で前期研修を行いました。2012年より島根大学医学部脳神経外科の研修プログラムに入って、幅広く臨床経験を積むことができ、2016年8月に脳神経外科専門医を取得しました。
後期研修医の時より、脳血管撮影検査や血管内治療も多く経験させて頂いたこともあり、2017年9月には日本脳神経血管内治療学会専門医を取得することが出来ました。現在では急性期脳梗塞に対しての血栓回収術や、頸動脈ステント留置術、硬膜動静脈瘻に対しての塞栓術等の手術を積極的に行っています。
また2017年10月~2018年9月までの1年間は脳神経センター大田記念病院で臨床経験を積ませて頂きました。直達手術や血管内治療と同時に、神経内視鏡手術を勉強する機会を頂きました。2018年10月に大学病院に戻って以降、内視鏡下血腫除去術等の神経内視鏡手術を始めています。また今後は神経内視鏡技術認定医取得を目指しています。
脳神経外科領域は、直達手術だけでなく、上記のような脳神経血管内治療や神経内視鏡手術等の、広範かつ様々な領域・治療法があります。自分の専門分野(サブスペシャリティ)を広げることで、多くの疾患・診療をカバーできるように邁進しています。